真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第15章 真選組の秋祭り
買出しを終えて料理を始める。
いい匂いに釣られて神楽が起きてきた。
神楽「銀ちゃーん、珍しいネ。料理してるアルか?」
目をこすりながらよたよたと歩く神楽。
名無し「おはよ、神楽。銀ちゃんまだ寝てるよ」
神楽「名無し!朝ごはん作ってくれてるアルか!?」
一気にテンションが上がったらしく、さっきまでの眠たそうな表情は消え去っていた。
神楽「しかも私があげた服来てくれてるヨ!名無しやっぱり可愛いから似合うと思ったネ!」
銀時「うるせーぞ神楽…定春がマーキングでもしたのか…?」
ソファの上で顔に乗っているジャンプをどかして欠伸をする銀ちゃん。
銀時「名無し、その格好…」
こちらを見て目を丸くする。
名無し「あんま見ないでよ、結構恥ずかしいから!」
銀時「その格好で総一朗君にあったらえらいことなるな」
名無し「それってどういう…」
ガラガラ―――――――――
その時万事屋のドアが開く。
新八「おはようございます」
名無し「おはよー新八!」
新八「名無しちゃん!その服!!///」
何でみんなそんなに服に反応するの…恥ずかしいんだけど///
神楽「童貞には刺激的過ぎるネ」
銀時「あぁ、ちょっとぱっつぁんには早ぇな」
新八「よ、余計なお世話だよ!!///」
すごい会話するんだな、この人達…
新八「いい香りがすると思ったら朝ごはん作ってたんですね」
名無し「新八も食べる?」
新八「僕は姉上の卵焼き食べたんで今はちょっと…」
神楽「毒を盛られたアルか…」
銀時「新八…病院行ったほうが良いんじゃねーか?」
名無し「何!?お妙さんの卵焼き何者!?」
銀時「あれはこの世のものとは思えねぇよ…」
神楽「一度口にしたら最後、地獄へと引きずり込まれるネ…」
新八「ちょっ…2人とも!それ以上は言わないほうが…」
ガラガラ―――――――――
新八が青ざめると同時にドアが静かに開く。
お妙「あらぁ〜皆で私の卵焼きを賞賛してくれてるのかしら」
目に見えそうなくらいのどす黒いオーラを放ったお妙さんが笑顔で立っていた。
銀時「あ、いやこれには深すぎるわけがありましてね?」
お妙「問答無用じゃぁぁぁぁ!!」