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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第13章 真選組の慰安旅行


追い打ちをかけるかのように私達の順番は最後。

まだ後ろに誰かいるって分かってたら少しは安心できるのに。

と言っても前にスタートしたチームの影すら見えない。

聞こえるのは葉が擦れ合う音と不気味なフクロウの鳴き声だけ。

ガサッ―――――――――

名無し「きゃぁ!!」

土方「な、何だ!!」

名無し「今草がっ!!」

ザキ「風で揺れただけだよ、大丈夫?」

名無し「だ、大丈夫…ごめんね」

ビクッ―――――――――

総悟「ビビりすぎなんでィ」

私の右手は総悟の左手によって包まれていた。

総悟の手の温もりを感じだ時に昨日の事が蘇る。

そうだ、今日普通に総悟と話してたけど私昨日総悟に…

かァァ//////

総悟「蒼白な面の次は真っ赤になるなんざ…ほんと名無しは表情がコロコロ変わるから見ていて飽きやせんねィ」

名無し「いやっ、ち、違うから!///」

総悟「昨日のキスのせいで俺の事意識しちまうんだろィ?(ボソッ」

名無し「なっ!//////」

総悟は余裕そうにふっと笑うが、握る左手の力は強めた。

私は前の2人に赤面してるのがバレないように下を向いた。

土方さんに見られているとも知らずに……
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