今日は何処で、どんな風に…【文豪ストレイドッグス】【R18】
第1章 事務所の倉庫で、嫉妬深く…【太宰治】
何度か唇を重ねて、体が熱く熱く出来上がった頃に、彼が私のシャツの釦を外し始めた。もう待てない、という表情で。
鎖骨や胸元が露わになって、余計に鼓動が早くなったのを感じた。
「ほぅ…今日は、青か…いいね、私好みだよ」
青というのは下着の色の事だ。深い、暗めの青。群青といえばいいだろうか。
彼の好みが青というのは知らなかったし、正直どんなものを付けても喜んでくれるから気にはしていなかったが、
出来るだけ青を身につけようなんて、思った。
はだけたシャツの隙間から、すっと指を潜り込ませ、下着のホックを外す。慣れた手つきは、あまりにも色気があった。
下着はするりと床に落ちて、露わになった胸に、彼は紅い華を咲かせ始める。ちゅ、と肌を吸われる度に感じるなんとも言えない刺激に、時々無意識に声を漏らしてしまう。
「ん、ぅ…///」
「気持ちぃの?可愛い…」
彼は、一瞬口元を緩ませ、先端を甘噛みする。
舐めたり、舌で弄んだり、指で弄ったり、
愛撫は止まらなくて、その快感に耐えきれなくなった私は、思わず涙ぐんでしまう。
「…下、触っていい…?」
太股をスカート越しに撫でながら、上目遣いでそう囁く彼に、こくん、と小さく頷く。
彼は私のスカートを捲りあげ、触れ始めた。
もう既に濡れている秘部に、下着の上からするすると触れる指が、もどかしくて堪らない。
「もう、ぐっしょりじゃないか…」
触れられる度に、溢れ出す蜜が、彼の甘い言葉が、私の気持ちを掻き回していった。