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獣電戦隊キョウリュウジャー

第48章 「だいけっとう!アイとなみだのいちげき」




―――スピリットベース―――


アミィ「あたし…キングを信じるよ!」

みんなは顔を上げた

アミィ「たとえ滅びるにせよ…確かめてからにしようよ。キングのお父さんの…本当の気持ちを…」

ソウジ「本当の…気持ち…」

ソウジはフェザーエッジを取り出した

イアン「それはトリンがくれた剣…」

剣からトリンの姿が映し出された

トリン《キョウリュウジャーの諸君》

「「「!!」」」

アミィ「ワォ…!これってスピリットパワー…?」

ソウジ「トリンの遺言だ……このために俺にこの剣を…」

トリン《君たちは…今悲しみに打ちひしがれているかもしれない。だが私も…素晴らしい仲間たちと一億年以上も生きた。人生に一欠片の悔いもない》

「「「トリン…」」」

トリン《ソウジ…君に言ったことも本心だ。私は…未来を君たちに託した。ここまで信じてきたものを…もう一度信じてみたまえ!》

みんなは頷いた

トリンの姿は消えた

ソウジ「…行こう、みんな。キングのところに…俺達も真実を確かめるんだ」

ノブハル「おう!」

空蝉丸「うん」

イアン「あぁ!」

みんなは走り出した


―――――


ダイゴはダンテツの攻撃を受け続けていた

ダイゴ《…これだ…これだ…!これだ!!》

ダンテツ《最後の一撃を受けてみろ。奥義…空烈パンチ…ハァッ!》

ダイゴ《響け…!俺達の拳!岩烈パンチ!!》

ダンテツとダイゴの拳がぶつかり合う

その時、音が響いた

ダンテツ《ハァッ!!》

ダイゴ《くっ…!》

ダンテツに弾き飛ばされたダイゴ

ダイゴ《響いた…!俺にも…うっ…地球の気持ちがわかったぜ!親父!》

ダンテツ《俺のメロディの全てを受け止めるとは…》


ドォンドォンドォン!!


ダンテツ《うおっ!!》

ダイゴ《うわぁっ!!》

キルボレロ《ラッパッポー!親子喧嘩はその辺でいーよー?》

ダイゴ《あの武器…白マントの野郎か…!》

キルボレロ《えっへっへっへ!》

ダンテツ《これは何の真似だ》

カオス《元々トリンさえ始末してくれればお前に用は無い。両者共に消耗する時を待っていた》

空中に映像が浮かび上がる

そこには闇時計と捕まっているの姿が

闇時計は時間が進み、残り僅かになっていた

ダンテツ《デーボス…!》

ダイゴ《…!!》


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