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*パンダの調教*【R18】

第8章 成長





いつからだろう…こうやって先輩に見下ろされる度、興奮してしまうようになったのは。
きっと今俺は、すごく情けない顔をしている…
それでも彼女がそんな俺を「可愛い」と言ってくれるなら…


「ぁんっ…」

「すみません……やっぱり俺…もう我慢出来ません…っ…」

先輩の腰を掴み、下からズンズン突き上げる。
一瞬驚いた様子を見せた彼女だったが、俺の頬に両手を添えるとその口元に笑みを浮かべてみせた。


「ぁっ、ぁんっ…、もぅ…っ…仕方ない子なんだからっ…」

「先輩っ…」

「…じゃあもっと私を感じさせて…っ…」

俺を挑発するようなその表情が綺麗で厭らしくて堪らない。
ここが風呂場だという事も忘れ、俺は彼女の体を床に倒し上から覆い被さった。


「もっともっと気持ち良くなって下さい…」

「ぁっ…!」

彼女の両脚を肩に掛け奥深くまで繋がる。
きゅうっと俺を締め付けてくる熱い内部に一瞬もっていかれそうになったが何とか堪えた。


「先輩の好きな所…ココでしょう?」

「ゃぁっ…、ん…だめぇ…っ…」

口ではそう言いながらも、"もっと"と強請るように俺の首へ両腕を回してくる彼女。
求められているようなその仕草に夢中になって腰を振る……もう何も考えられなかった。


「ぁっ、ぁんっ…半田くっ……私もうイっちゃ…!」

「っ…、イって下さい…っ…」

「あぁっ…!」

程なくして彼女が果て、俺も後を追うように熱を吐き出す。
それでもしばらくそのままでいたくて、俺は彼女の唇を貪りながら達した余韻に浸っていた…





「半田くん…まだ2回目なのに、ずいぶんH上手くなってない?」

「……、」

情事の後2人で湯船に浸かっていると、先輩がそんな事を言ってきた。
けれど褒められているというよりは咎められているような気分だ。


「…本当に私以外の子とHしてないよね?」

「っ…、する訳ないじゃないですか!」

「ならいいけど…」

そう言って唇を尖らせる先輩が可愛い。
ひょっとしてヤキモチでも妬いてくれているのだろうか?


「俺は…先輩だけのモノですよ?」

「……、」

自然と出てきた言葉…
けれど彼女は、「半田くんのくせに生意気…」と呟いて俺の唇を奪ってくる。


「今度は私の番ね?」

「……、」

その囁きに胸を熱くさせてしまったのは言うまでもない…



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