第2章 甘蜜
美雪「んん……っ、ぁ……」
乱歩に身体を洗われる度、くすぐったくて変な声が出てしまう。そんな美雪を見て、乱歩はニヤニヤと笑うのを堪えられない。
乱歩「くすぐったいの?美雪」
そう問われて、美雪は真面目に答える
美雪「乱歩さ……っ、くすぐったいです……」
すると、乱歩は「へぇ……」と感慨深そうに呟いてから、思いついたように指を乳首に滑らした。
美雪「ふぁっ……!?」
先刻から身体をまさぐられ、くすぐったさに身をよじらせていた美雪の乳首は、もう既に赤く染まりその存在を主張していた。
美雪の反応を見た乱歩は、またも乳首に指を滑らせる。
美雪「んぁ……っ、ぁ……」
乱歩「どうしたのかな〜?美雪」
乱歩が白々しく美雪に問う。
乱歩「ねぇ、美雪。もしかして乳首、気持ちいいの?」
美雪「……っ!?」
美雪は真っ赤な顔を更に赤くする。
乱歩「あはは、トマト見たいに真っ赤だ。でも、美雪の乳首も負けじと真っ赤だよ。まるでサクランボみたい」
そう言いながら、乱歩は美雪の乳首を指でピンッと弾く。その衝撃に我慢など出来るはずもなく。
美雪「んあぁっ!!」
美雪は甘い声を漏らした。
乱歩はうんうんと、満足そうに頷いている。
美雪「ら……、ぽさ……っ、これが狙いだったんですね……!」
美雪が乱歩を見上げて言うと、乱歩はキョトンとした顔で首を傾げる。
乱歩「え、今更?道理ですんなりと受け入れたと思ったぁー。君ってほんとにバカだねぇ。……でも、ま。そこが美雪のかわいい所なんだけど。」
と、そう答えた