第3章 であい
「ねぇ。ばくごー?」
「あ"?んだよ。」
何だかんだで行動を共にしている2人…まぁどちらかと言えば何故か一方的に姫城が爆豪に懐いているだけなのだが。
グラウンドに移動している間に一体何があったのだと言うのだろうか。
「ばくごーの個性ってどんなの?」
「爆破」
「爆破!?怖っ強っ」
「…そう言うお前は」
「んー?桃佳?えっとね…」
言いかけた所で眼鏡の男子生徒が集合を促す
「ありゃ?あの子しっかりしてるなぁ…んーじゃあ、個性把握テストだっけ?それ見てれば分かるだろうしちゃんと桃佳の事見てて!それで桃佳の個性当ててよ!うん。それがいい!」
それにまたばくごーとお話できるし!名案っ!流石桃佳!と、自画自賛しクラスメイトの集まる元へ爆豪より一足先に向かった。
そして爆豪は姫城の発言に眉を顰めた。