• テキストサイズ

【暗殺教室】俺の妹。

第4章 テストの時間


期末テストが終わり、今日は終業式。


テストの順位は、私が総合7位。お兄ちゃんが6位だ。

浅野君は、一年生の頃から常に1位をキープしている。

すごいなぁ…。尊敬する。おまけに運動神経抜群でイケメン。

お兄ちゃんもそうなんだけど、すぐに早退したりサボったりすりのがもったいないよなぁ。


浅野『まぁ、夏休みなんだが…クラスの数人にも声をかけてあるが、海に面した僕ん家の別荘で数日過ごす予定があるんだが、一緒に行かないか?』


『えっ…?私も行っていいの?』


浅野『あぁ、もちろんだ。そのために誘っている。』


カルマ『へぇ〜!いいじゃん!俺も行くよ!』

『お兄ちゃんも一緒なら、お父さんもお母さんも許してくれるね!

浅野君、ぜひよろしくお願いします!』


浅野『……わかった。なら、明後日の朝7時に家の前まで迎えに行く。』


『うん!楽しみにしてる!』


カルマ『まぁ、水着持ってるの?』


『あるよ!ほんとは去年、ママとパパと行く予定だったから…。』


カルマ『……。ごめん。思い出させちゃったよね。』


『…。へーきだよ!お兄ちゃんも、お父さんもお母さんも、ほんとの家族みたいに私を大切にしてくれてる。

ほんとに感謝しかないよ。』



そう切なそうに笑うまぁに、俺の心は引き裂かれそうになった。
/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp