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【暗殺教室】俺の妹。

第26章 中間テストの時間


テストが始まる…。

国語…。理科…。社会…。



今のところ何とか解けてる。問題は英語のリスニングと、数学の応用問題。


必ず残らないと!あいつを殺すためにここにいないと…。




(学秀サイド)

僕に死角はない。

どの教科もほぼ満点だ。まぁも勉強をして、おそらくトップ10以内は確実だ。

これを口実に確実にA組に復帰させる。




翌日6時間目。


コロ『みなさん、テストの採点が終わりました。今から順番に5教科分返却します。』

コロ先生が私の目を見る。

…………。

コロ『ではまず、赤羽カルマ君。
次、赤羽まぁさん。…』

『はい。』

私はコロ先生から答案を受け取り、席に着く。前原君と渚がチラリと私を見る。

お兄ちゃんは昨日から何故かあまり目を合わせてくれない。


国語…100点
理科…98点
社会…96点
英語…92点
数学…88点


浅野君の結果が分からない…。どうなの?これ…。


数学の答案用紙の端に小さなメモがついている。
そこには……。

浅野学秀

国語…100点
理科…100点
社会…97点
英語…98点
数学…98点

と書かれていた。

うそ…。負け…た。


私はそのまま黙って教室を出る。




走った先は裏山だった。


『まぁ…。』

その声に振り返る。

『お兄ちゃん…。』


カルマ『見たよ…。まぁと浅野君の点数。

ごめん…。俺…。』


『何でお兄ちゃんが謝るの?私の実力不足なのに。』

カルマ『………。俺、浅野君に頼んでくるよ。』


『えっ…?』



『その必要はない。』私たちの会話を引き裂くように浅野君が現れる。
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