第11章 地獄&最終話
しばらくすると、銃の音が聴こえなくなり戦闘機も飛ばなくなった。ただ燃え盛る炎の音しかしない。
京緋
「……仲間同士の殺し合いも終わったかな?」
珊瑚
「信じらんない……!」
京緋が笑うと、後ろから物音がし 京緋の体は地面に叩きつけるように倒され、身動きが取れないように男二人に押さえつけられた。
京緋
「__っ!誰だ!?」
珊瑚
「紫黒さん!!桔梗!!」
紫黒
「待たせたな!」
紫黒と桔梗は、手慣れたように手首足首を縄で縛り、目隠しをした。
京緋
「__っ!紫黒?!」
紫黒
「久しぶりだな京緋。」