第2章 【番外編】想いの向こう側
〜風利side〜
薙景
「風利は、爆豪君から何貰ったの?」
脱靴場に着いた所で、姉さんからそう聞かれた。
風利
「えっと…これ」
ポケットから取り出して、私はそれを姉さんに見せる。
薙景
「へー、爆豪君センス良いね〜。付けてみれば?」
風利
「う、うん…」
そこへ、
「薙景ちゃん、風利ちゃん」
薙景
「あ、オールマイト」
いつの間にか近くに来てた、オールマイトから声をかけられた。
オールマイト
「これ、風利ちゃんに、ホワイトデーのお返し」
風利
「わ、ありがとうございます!」
手渡されたのは、ケーキだった。
それも、ちょっとお高い所の!