第3章 【番外編】勝ち気な君へ
葉隠
「えー、“誰かさん”の所為で色々ありましたが、」
薙景
「ごめんって(汗」
葉隠
「最後はプレゼントで締めよう!」
それを聞いて私は、コップの中のジュースを飲み干した。
いよいよプレゼント渡しだ…!
芦戸
「切島と緑谷と風利だっけ。結局誰が選んだのー?」
切島
「予算分けて、俺らでそれぞれ1個ずつ買った。途中色々あったけどよ…」
風利
「あったね…」
あの時は本当に疲れた。
瀬呂
「色々って?」
緑谷
「えっと…お店で、B組の物間君に遭遇しちゃって…」
切島
「いつも通り絡んで来やがったから、大変だったんだよ」
上鳴
「それは災難だったな」
風利
「あはは(汗」
悪い人ではないんだけど…物間君、ちょっとクセのある性格だし…