第3章 【番外編】勝ち気な君へ
薙景
「ゲェッホッ!……あーっ、笑った笑った」
姉さんが、笑い過ぎて出て来た涙を拭う。
切島
「いや、薙景お前…」
上鳴
「バカか⁉︎いやもう、バカだお前は‼︎」
緑谷
(かっ、かっちゃんが…かっちゃんが‼︎)
峰田
「何マジでやってんだよ‼︎」
薙景
「ん?峰田君、言い出しっぺのクセに何言ってんの」
峰田
(バラすなよおおおお‼︎)
風利
「姉さん…今すぐ謝って‼︎」
薙景
「何で?」
風利
「何で⁉︎」
その時、ゆらりと…爆豪が動き出した。
テーブルクロスで拭いたらしく、顔のクリームは大体とれてる。
風利
「ば、爆豪…」
…修羅のような形相だった。