第3章 【番外編】勝ち気な君へ
切島
「薙景、爆豪に何見せてんだ?」
風利
「うーん…何だろ…?」
上鳴
(薙景の奴、抜け目ねえな…怖え〜)
峰田
(“あの時”撮ったやつだな)
轟
(爆豪が床に貼り付いた時のやつか)
結局爆豪は、姉さんに連れられる形で戻って来た。
仕切り直して、誕生日会が再開される。
葉隠
「何はともあれ、サプライズ成功して良かったね!」
麗日
「うん!爆豪君の驚いた顔とか、珍しいもの見れたし!」
爆豪
「何が成功だ、舐めんな!とっくに気付いとったわ」
風利
「え⁉︎」
気付かれてたの⁉︎
薙景
「確かに、1回バレそうになったよ」
風利
「そうだったんだ…」
あれ?それならつまり、爆豪は知っててここに来たって事?