第3章 【番外編】勝ち気な君へ
やってられるかと、爆豪が踵を返した。
切島
「あっ、オイ!」
風利
「!待っ──」
このままじゃ爆豪が帰っちゃう──
私が止めに行く前に、姉さんが爆豪の元に駆け寄った。
薙景
「爆豪君爆豪君、コレ見て」
爆豪
「あ?」
「「?」」
ここからじゃよく見えないけど、姉さんは爆豪に自分のスマホを見せてるみたい。
薙景
「じゃじゃん」
爆豪
「‼︎なっ…に撮ってんだ‼︎消せ‼︎」
薙景
「君が大人しく参加するなら」
爆豪
「Σぐっ」
薙景
「このまま帰るなら、コレを皆に見せよっかな〜…勿論、風利にもね」
なんか爆豪が凄い顔してる…