第3章 【番外編】勝ち気な君へ

BOMB BOMB


爆豪君が、再び爆破で飛び上がった。


薙景
「峰田君、頼んだよ」


峰田
「任せろ！」


峰田君を床に下ろして、私も風で飛び上がった。


ガシッ


爆豪
「！」


爆豪君の両肩を掴んで、押さえながら体重をかける。


爆豪
「放せや‼︎」


薙景
「ヤダ」


空中で逆さになる体勢で、足元に風を作り床めがけて飛ぶ…てか落ちる。


爆破しようと伸ばされた手を、手首掴んで制しながら…


薙景
「おりゃっ」


腕を回して、爆豪君の体勢を崩させた。


──タッ