第3章 【番外編】勝ち気な君へ
常闇
「あの爆豪が、生誕を祝われた程度で喜ぶとは思えんが」
薙景
「あー、私もそう思う」
瀬呂
「あの爆豪だしなァ…」
意外と男子側の方が、ノリ気になれない様子。
上鳴
「クソを下水で煮込んだような性格の爆豪を、誕生日会っつうベタなイベントで少しは直してやろうぜ!って話だよ」
蛙吹
「直るものだと良いけど…」
風利は即反対するかと思ったけど、今のところ何も言ってない。
てか、寧ろ…
風利
(誕生日会…!)
目ぇキラキラさせてる。
葉隠
「反対の人は挙手!居ない⁉︎」
薙景
「私は反対」
勇気を出して(←)、私はヒラっと手を挙げてみた。
葉隠
「他は…居ない!なら、20対1で可決って事で!」
薙景
「マジか」