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【暗殺教室】奪い愛…。

第8章 決別。


生徒会室でまぁを待つ。



まず、きちんと謝罪をして、僕の気持ちをはっきり伝える。

これが今、僕にできる最大の誠意だ。


ガラッ…。

学秀『まぁ、あの時はすまなかっ…』


『なんで?なんでカルマがE組行きなの…?』


僕の目を、桃色の瞳がまっすぐ捉えている。


学秀『あぁ…。そのことか。あの後、殴られた先輩が3年の成績トップである事が分かった。

赤羽は、成績は優秀ではあったが、素行の悪さが仇となった。
E組行きは当然の結果だ。』


『おかしいよ!カルマは確かに暴力はいけなかったかもしれない。

でも、はじめに暴力ふるったのは、その成績トップの先輩じゃない!それを助けただけで…』


学秀『今の僕の力では父を説得することはできない。

赤羽の事は残念だが…』


プルル…プルル…。私の携帯だ。


画面を見る。ひなの!


『もしもし!ひなの?どうしたの?』


ひなの『あ、まぁ…あのね、私…。


…………だから、もう会えないかも…』



学秀『どうした?』


『ひなのと、渚君が、E組に落ちたって…。

成績が下がったから…』


学秀『…………………』




私は、決意を固め、生徒会室を飛び出す。


学秀『まぁ、どこに行くんだ!』



走って辿り着いた先…。


私が今目の前にしているのは…



理事長室



コンコンッ…。
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