第7章 機嫌のいいうちに
自分で止められなくなって、動きはどんどん早くなって
上り詰めていくのが自分でもわかって
「ごめ、イクっ・・・」
「んっ」
数回、彼女の腰を掴んで思いっきり奥に叩きつけるようにして
溜まっていた欲を吐き出した
はーっと長い息を吐いて、全身の力を抜く
彼女の中から、自分のモノを抜き取って
ゴムの口を縛って、ゴミ箱にポイ
その一分くらいの間に#りん#は寝息を立てていた
お酒入ってて眠かったのかもしれないし、無理させたのかもしれない
でも、自分の隣で無防備に寝顔晒してる事実が嬉しい
「後片付けしよ・・・」
自分に言い聞かせるようにつぶやいたけど
オレにも眠気が襲ってきて
ぼーっとしながら隣に眠る愛しの彼女にありがとうとキスをして
そのまま目を閉じた
オレはさえ隣にいてくれたらいつでも幸せなんだと思う
普通の時も、酔ってる時も
テレビ見てる時も、えっちのときも
全部、愛してるんだよなー
なんて眠りに落ちていく頭が思った
やっぱりお酒飲むと馬鹿になるな