第6章 【エピローグ】温かな時間
何故だか最近皆の行動が気になって仕方がない…
万里『なぁなぁ~桜ちゃん』
桜『万里くんどうしたの?』
万里『ちょっち英語で分かんねーとこあんだけど教えて?』
桜『うん、いいよ(ニコ)』
万里って今までこんな事言わなかったよな…?
丞『桜…』
桜『丞さん?どうしたんですか?』
丞『昨日の飯旨かった』
桜『ありがとうございます(ニコ)』
丞『また作ってくれないか?(ニコ)』
桜『いいですよ?(ニコ)』
丞さんに料理のリクエストとか聞いたことねーんだけど…
天馬『桜ちゃん』
桜『あ、天馬くんお帰りなさい』
天馬『おう。あ、この前言ってたドラマのDVD貰ってきたんだ』
桜『え!ありがとう(ニコ)さっそく夜見るね』
天馬『いや///あんま真剣に見なくていいから…』
桜『天馬くんのドラマだもんちゃんと見るよ!ありがとう!』
天馬『お、おぉ…///』
ん?天馬ってあんなだったか…?
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久しぶりに二人でゆっくり過ごす時間…
臣『なぁ桜…』
桜『ん?』
臣『最近の万里達…何か変じゃないか?』
桜『そう、かな?』
臣『あんなに絡む事なかったような…』
桜『私は頼ってもらえるようになってきて嬉しいけど(ニコ)』
そうだった…桜はそういう奴だった…(困)
桜『どうか、した?』
臣『なんてゆーか…』
俺の歯切れの悪い返事が気になったのか桜は俺の顔を覗き込んだ
桜『臣くん…』
臣『ん?』
俺の手を優しく握った桜
桜『私には臣くんだけだよ?』
臣『桜…』
お前には全て見透かされてる気がするな…(苦笑)
臣『俺にも桜だけだ…愛してる』
桜『///っ…臣くん…』
俺の言葉で照れて…幸せそうに微笑む姿が可愛すぎて俺は桜を優しく抱き締めた…