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A3!  亡き友との誓い

第4章 幸せ×決意



最近また那智の夢を見る…
 
―――――――――――― 

那智『桜どうしてんだろうな…』
 
臣『あぁ…』
 
那智『お前好きだったんだろ?(笑)』
 
臣『あぁ…って那智もだろ?』
 
那智『そうだな(苦笑)』
 
臣『……』
 
那智『でも桜が好きだったのはお前だよ』
 
臣『なんだよそれ…』
 
那智『見てりゃ分かるんだよ』
 
臣『もしそうだったとしても…』
 
那智『ん?』
 
臣『俺は何も守れなかった…アイツの居場所も、アイツの笑顔も…』
 

那智『臣…』
 

 
那智『今からなら…守れんだろ?』
 
臣『え?』
 
那智『俺はもういないんだ…』
 
臣『那智…?』
 
 
 
そしてどんどん那智が消えていく…
 
 

那智『桜と再会した…それが全てだ』
 
臣『那智っ』
 
那智『あの頃は俺達もガキだった…でも今は違う…これから先のアイツの居場所と笑顔守ってやれよ臣』
 
臣『那智っ!でも俺はっ…』
 
那智『後ろばっか見るな!惚れた女守りぬけ‼約束だからな!』
 
 
 
――――――――――――― 
 

 
はぁ…
 
 
臣『那智に久しぶりに怒られたな…(苦笑)』
 
 
 
那智…
俺にアイツを守る力を貸してくれるか…?
 

そう心の中で呟いて掌を握った…
 
 
―――――――――――――
 
 
左京『ん?伏見か…早いな』
 
臣『左京さんも早いっすね』
 
左京『いい目するようになったじゃねぇか(フッ)』
 
臣『そうですか?やっと気持ち固まった…からかな』
 
左京『なるほどな…今度は後悔するんじゃねーぞ』
 
臣『…はい』
 
 
――――――――――――――――――
 
 
綴『あれ?二人とも早いっすねー』
 
臣『あぁ…あ、そうだ…今日のメシ担当頼んでもいいかな?』
 
綴『別にいいっすけど』
 
椋『どこか出掛けるんですか?』
 
臣『あぁ。ちょっと行きたい所があって…俺と桜の分は気にしなくていいから頼むな(ニコ)』
 
一成『じゃぁ早く帰ってきた人達で手伝ったらいいんじゃな~い?』
 
咲也『そうですね!臣くん、ゆっくりしてきてください(ニコ)』
 
左京『そうだな。まぁたまにはゆっくりしてこい』
 
臣『皆…ありがとう。お言葉に甘えさせてもらうよ(ニコ)』
 
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