第4章 幸せ×決意
最近また那智の夢を見る…
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那智『桜どうしてんだろうな…』
臣『あぁ…』
那智『お前好きだったんだろ?(笑)』
臣『あぁ…って那智もだろ?』
那智『そうだな(苦笑)』
臣『……』
那智『でも桜が好きだったのはお前だよ』
臣『なんだよそれ…』
那智『見てりゃ分かるんだよ』
臣『もしそうだったとしても…』
那智『ん?』
臣『俺は何も守れなかった…アイツの居場所も、アイツの笑顔も…』
那智『臣…』
那智『今からなら…守れんだろ?』
臣『え?』
那智『俺はもういないんだ…』
臣『那智…?』
そしてどんどん那智が消えていく…
那智『桜と再会した…それが全てだ』
臣『那智っ』
那智『あの頃は俺達もガキだった…でも今は違う…これから先のアイツの居場所と笑顔守ってやれよ臣』
臣『那智っ!でも俺はっ…』
那智『後ろばっか見るな!惚れた女守りぬけ‼約束だからな!』
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はぁ…
臣『那智に久しぶりに怒られたな…(苦笑)』
那智…
俺にアイツを守る力を貸してくれるか…?
そう心の中で呟いて掌を握った…
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左京『ん?伏見か…早いな』
臣『左京さんも早いっすね』
左京『いい目するようになったじゃねぇか(フッ)』
臣『そうですか?やっと気持ち固まった…からかな』
左京『なるほどな…今度は後悔するんじゃねーぞ』
臣『…はい』
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綴『あれ?二人とも早いっすねー』
臣『あぁ…あ、そうだ…今日のメシ担当頼んでもいいかな?』
綴『別にいいっすけど』
椋『どこか出掛けるんですか?』
臣『あぁ。ちょっと行きたい所があって…俺と桜の分は気にしなくていいから頼むな(ニコ)』
一成『じゃぁ早く帰ってきた人達で手伝ったらいいんじゃな~い?』
咲也『そうですね!臣くん、ゆっくりしてきてください(ニコ)』
左京『そうだな。まぁたまにはゆっくりしてこい』
臣『皆…ありがとう。お言葉に甘えさせてもらうよ(ニコ)』