第2章 別れ×再会
俺の昔の話を知ってる奴もいるが
そこへ桜の事も入れ込んで話をした。
咲也『臣くんが暴走族…』
椋『漫画の中みたい…』
臣『ははは…昔の話だよ。でもあの時にいなくなった桜に会ったんだ…』
椋『あ、あの!その人と付き合ってたんですか?』
臣『いや、付き合ってないよ(苦笑)』
一成『どれくらい会ってなかったの~?』
臣『多分4年くらいじゃないかな…』
十座『それで、その人と何かあったんっすか?』
臣『いや、普通に話しただけなんだが彼氏らしい人に連れて行かれてな…(苦笑)』
左京『それだけだと小さな嫉妬心でモヤモヤって感じだけどな』
臣『そうなんですけど…桜の最後の顔が…』
咲也『何か変だったんですか?』
臣『変って言うか…俺には泣きそうに見えたんだ…』
皆『………』
一成『おみみ…連絡先聞いた?』
臣『いや、そこまでは…話す前にいきなり来ていきなり連れて行かれたから…』
椋『なんだか気に…なりますね…』
左京『まぁ旅行客とかじゃない限りない駅前で会ったんならここらに住んでるんだろうからまた会えるだろ』
十座『そうっすね……あの、臣さん』
臣『ん?どうした?十座』
十座『きっとまた会えるっす』
臣『あぁ…ありがとな』
その時は気づかなかったんだ…
それが桜からのSOSだったなんて…