第46章 謹賀新年!小さな強敵、再び

マサト「リュウジのやつ…ガッチガチじゃねぇか…」

『あの…やめません…?こんなこと…』

陣の提案でリュウジの様子を見に来た４人

陣、Ｊ、ヨーコ、は離れた席でお見合いの光景を見守っていた

ヨーコ「優しさ６点…見た目…８点!性格は…いまのとこ５点かなぁ～…」

マサト「ヨーコさん?何を採点してらっしゃるんですか?」

ヨーコ「将来私のお姉さん的な人になるかもしれないって陣さんが言ったんじゃん。ちゃーんと分析しないと」

Ｊ「わかった!俺がお見合いする!」

ヨーコ「え!?」

いきなり立ち上がったＪの格好はすさまじい…

歩きだすＪをヨーコが止める

ヨーコ「わかってない!バレちゃうから座ってて!」

ヨーコはＪを席に座らせた

「すいません、静かにしてくれますか?」

『(あれ?この声…)』

ヨーコ「はっ!!ヒロム!?」

どこには変装したヒロムの姿も

マサト「おま…っ、何してんだ?」

ヒロム「いや…その…」

ヒロムの目線の先にはヒロムのお姉さんのリカさんが男性と話している姿が

ヨーコ「え…っ!?もしかして…ヒロムのお姉さんもお見合い…?」

ヒロム「いや、それはわからない」

ヒロムは帽子を深く被った

ヨーコ「ノリで来ちゃったけど…私たちどうしたらいいんだろう…」

『(だからやめようって言ったのに…)』

マサト「決まってんだろ」

「「『…?』」」

マサト「２人がこの勝負に勝てるよう…最大限のサポートをする。それだけだ」

ヒロム「陣さん…」

マサト「ヒロムも…ヨーコちゃんも…ちゃんも…姉ちゃんやリュウジに大事にされてきたんだ。だったら…その恩を返す時が今なんじゃねぇのか…?」

「「…………」」


《ｺｰﾙﾄﾞ ﾓｰﾄﾞ》


ヒロム「森下さん」

森下《ヒロムくん、どうしました?》

ヒロム「今、リュウジさんとの回線を繋がないでください。何かあったら…俺らで対処します。今日は…リュウジさんの勝負の日なんです!」

森下《勝負の日ですね…?わかりました!》


―――――


～♪～♪～♪～


森下《南地区、M-061ポイントでエネトロン異常消費反応!さらにメガゾード転送反応確認。転送完了まで5分34秒》