第37章 ゴーバスターライオー ガギーン!

「さん!!」

『はい』

「これ資料です。頼まれていた」

『あ…!ありがとうございます!届けてきますね!』

ライオーに関する資料

仲間になるんだったらいろいろと知っておかないと…

『すいません、頼まれてた資料を…』

ヨーコ「!」

『えっ?どうしたの??』

ヨーコ「これ見てよ!これ!!」

『…?』

ヨーコが手に持っていたのは紙

そこには…

『一つ、慰安旅行(遊園地含む)に連れて行くこと。一つ、配給エネトロンをハイオクにすること。一つ、毎日一回はちゃんとお疲れ様を言うこと…』

ヨーコ「どう思う!?」

『どう思うって…』

ウサダ「バディロイド組合の意見として提出するから」

ニック「えっ?」

ゴリサキ「とりあえず、交渉のテーブルについてほしいんだ」

ヨーコ「バカだよね?」

『え…』

ウサダ「バカ!?」

ゴリサキ「えぇっ!?」

ヒロム「ニックもいい加減にしろよ」

ニック「い、いや!俺は別に…!」

リュウジ「こっちはヒマじゃないんだ。はい、やることやる!」

ヒロム、リュウジ、ヨーコは聞く耳も持たずに去ってしまった

『ネココも…これを?』

ネココ「俺は別に…」

『そっか…』


ｳｨｰﾝ


『司令官、資料ができまし…』

黒木「何を…やってるんだ!」

ウサダ「見りゃわかるでしょっ。ストライキだよっ!」

森下・仲村「ストライキ…?」

黒木「はぁ…」

『あの…これ…』

黒木「あ?あぁ…」

『みんなぁ…次はストライキなんて…』

ウサダ「しょうがないでしょっ!!ヨーコが悪い!!」

『ネココも止めてよぉ…』

ネココ「すまない…力不足だ…」

ニック「ネココももみくちゃにされてな…」

『そうなんだ…』

ウサダ「何か言った!?」

ニック「『何でもないです!』」