第20章 俺の合体!バスターヘラクレス

ヒロムはニックに部品とエネトロンを渡した

『ね。だからニックはニックのままでいいって言ったじゃない』

ニック「…」

マサト「熱いねぇ!あえて言わせてもらう。そういうの、大好きだ。おいＪ。お前ただのバイクの人って言ったらしいが…違うだろ?」

陣はＪをニックの目の前に立たせた

マサト「チダ・ニックは?」

Ｊ「仲間から信頼されるバディロイドだ。最初から知っていた」

ニック「Ｊ…」

そこにエンターと戦っているリュウジとヨーコが

エンター「ここまでのようですね」

エンターは消えた

リュウジ《そういうことだよ、ニック》

ヨーコ《ヒロムが口下手なのはニックが一番知ってるでしょ?》

ニック「みんな……俺…泣きそうだ…」

ヒロム「お前さぁ…涙でないだろ」

ニック「……あーもう!!雰囲気だよ雰囲気!!」

ニックはエネトロンを飲んだ

メタロイド《いい雰囲気出してんじゃねぇ!!バラしてやる!!》

ニック「お前～!!」

ヒロム「ニック、とりあえず待ってろ」

『ニック。こっちに来て。直してあげるから』

ヒロム「直せるのか?」

『私を誰だと思ってるの?みんなはメタロイドをお願いね!』

ヨーコ《もちろん!》

『ニック、こっち!』

ニック「おう!」

ニックを寝かせ、手をかざす

ニック「バディロイドも直せるのか…?」

『前にゴリサキを直したのは私よ?』

ニック「すごいな…」

『敵メガゾードが来るまで時間がない…早く終わらせるから』

ニック「あぁ…」

取れた部品は元通りになり、体力も回復した

『あとは…はい。エネトロン缶１つじゃ足りないでしょ?』

ニック「あ、ありがとう…!ホントに準備がいいな!」

『もちろん。みんなの管理は私がしなきゃね』

ニック「…」

『はい、できた。もうメガゾードの転送完了時間だね。急いで特命部に戻って』

ニック「あぁ!ありがとな!!」

ニックは特命部に戻った

『よかった…』


ﾌﾗｯ…