第2章 1話 拒絶のアリス
アリス学園 門の前にて
銀髪の少年はアリス学園の門の前で立っていた
少年の後ろには先ほど少年が乗ってきただろういかにも高級そうな黒い車があった
貴:・・・でけぇ
運転手:様そろそろ敷地内に
貴:・・・あぁ
少年はまた車に乗り込んだ
門が開き黒い車は中に入っていった
*
鳴海:やーぁ君が ちゃんだね?
貴:・・・オカマ?
鳴海:・・・オカマじゃないよー
貴:・・・そうですか・・・制服は?
鳴海:コ・レ
貴:・・・女子用?
鳴海:女の子でしょ?
貴:男子用・・・
鳴海:・・・
貴:男子用・・・
鳴海:・・・((汗
貴:・・・(子犬のような目)
鳴海:・・・ハァ、今すぐ準備するから待っててね
貴:・・・ありがとうございます
鳴海:待ってる間ここに君のことを書いておいてね
貴:はい
*
鳴海:持ってきたよ
貴:こっちも書きました
鳴海:じゃあそこで着替えてね
貴:はい
*
貴:着替えました
鳴海:うん似合ってるよ
貴:俺が女子ってことは黙っておいてくださいね
鳴海:うん、わかった
ところで君のアリスは?
貴:悪夢のアリスと拒絶のアリス・・・
鳴海:珍しいアリスだね
貴:・・・あとフェロモン体質のアリス
鳴海:僕と一緒だね
それじゃあ、行こうか
貴:はい
鳴海:君は初等部のB組だよ
担任は僕だよ
付いてきてね
貴:・・・