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ただのパンダのお引っ越し

第8章 飼主失格



快楽の波がようやく引いてきたころ、伊豆くんは私の中から手を引き抜いた。
脱ぎ捨てたジャージのポケットからゴムを取り出す。
「ゴムがないから挿れちゃダメ」というのが伊豆くんはとても悔しいらしく、最近は常にジャージのポケットにゴムを入れているらしい。
執念深いというか、バカというか、なんというか。


ササッとゴムを装着し終えると、うつ伏せになったままの私の上に、ズンとのしかかってきた。
重い。
でもその重さと息苦しさが、少し心地よかった。
これってマゾっ気っていうのかな?

いわゆる寝バックの姿勢で、伊豆くんは私の中に挿入し始めた。

「あ、んう…」
ぐにゅり、と押し入られる感覚。伊豆くんの大きなおちんちんは、私の膣癖をかき分けながら侵略を続けた。

「ああ…桃浜の中、何度やっても気持ちいい…。すごくまとわり付いてきて…オレのおちんちん好きすぎだろ」
「だってぇ…気持ちいいもん…、ハァ、伊豆くんのおちんちん、好きぃ…」
「この、淫乱女…!」

淫乱とか、もう。そんなこと言われたら、私だって興奮しちゃう。

伊豆くんは両肘を床について、私が潰れないギリギリ程度の圧力をかけてくる。彼の胸と私の背中が密着する。
彼が喋るたびにその声が耳にかかり、彼が息をするたびに胸の動きが感じられる。
伊豆くんていう檻に閉じ込められてるみたいな感覚。
これ、ダメだ。最高に気持ちいいやつだ。

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