第2章 ひまわりの彼
大貴「そういえば、俺ゼリーと水買ってきたんだぜ!一緒に食べよう!」
大ちゃんはちゃっかり花凛の分だけでなく自分の分まで買っていたのだ
花凛「…あっ!そういえば!!!ブッシュドノエルの上に乗せてたサンタさん食べるの忘れてたね!それから食べよう!腐る!」
キッチンに行くと、そこにはアルミホイルにくるまれ放置されているサンタさんがいた
大貴「それ食べようと思ってた時に口論になって花凛が突然頭痛いとか言い出したもんな〜ひどいよな〜」
花凛「うっ…ごめんってば…」
大貴「あはは、うそうそ!さあ食べよう!」
大ちゃんはサンタクロースを半分にしようと手で割ってくれているがなかなかうまく割れない
花凛「サンタさん、そんなに固いやつだったんだ…」
すると大ちゃんはサンタさんを自分の口にポイっと入れてしまった
花凛「ちょっと何してるの!!!大ちゃんだけずるい!!!」
大ちゃんは突然花凛を抱き寄せキスをした
花凛「ひょっと何ひてんの!(ちょっと何してんの!)」
大ちゃんは花凛とのキスをやめようとしなかった
すると突然、花凛の口の中に甘いものが広がった
花凛「…?サンタさん?甘い…」
大貴「サンタさんがどうしても割れなかったら口の中で割って渡してやったんだよ!!!歯が痛い!!」
花凛「大ちゃんずるい…」
大貴「ま、俺はどうしてもお前を落とさないといけないからな!これくらい朝飯前だぜ…」
大貴はカッコつけているが顔も耳も真っ赤である
花凛「じゃあ、キスが私からのクリスマスプレゼントってことでいいよね!まだ何もあげれてなかったから!」
大貴「え、やだ!俺マーチンのスーツ欲しい!!!…ってウソウソ、w」
花凛は次は自分から大ちゃんにキスをした
最後に一言
花凛「大ちゃん、黙って?」