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私、先生に愛されてます【R18】

第6章 放課後の生徒会


「そうしないと、クラスどころか学校全体に言うよ?この学園で僕を信用しない人間の方が数少ないんだ。如月なんてすぐに首が飛ぶよ?」

と言い悪い笑みで遥を見る


「…わかった。」


「あ、勝手に文章を変えたりしないように画面が見えるようにメッセージを送ること。逆らったりしたら明日、君は学校から如月と共に消えるよ?」



そう脅された遥は東堂の監視の元、如月にメッセージをうつ



『先生、ごめんなさい。私、やっぱり先生とは付き合えない。別れましょう』



「うん。じゃあ、それを送信して」


と無理やり東堂に押され画面には 送信しました と表示される


「じゃあ、このスマホは没収させてもらうよ。」



「え…!?」


「当たり前だろ?君が家に帰って嘘だと言えば如月
が気づくからね」


「そんな…」


「家に行こうとしても、ずーと君のこと見てるから無駄だよ」


「どういうこと?」

「僕は財閥家の息子だよ?君の家の周りを僕の手下が見回ることだって出来るんだよ?残念だね。」


如月との連絡も何もかもすべてを失った遥はこれこそが1番の絶望だと思った


「もちろん、今までお昼ご飯は如月とだっただろうけど、明日からは僕とだよ。ラウンジで美味しいものをいっぱい食べようね?」

東堂がニコッと微笑むが今はただの憎い顔でしかない



その時
ブーっと遥のスマホが鳴る

如月からの電話だった


「ほら、出て」

遥は頷き、スマホを手に取る

「もしもし!お前、どーしたんだ?なんかのイタズラか?


と慌てて問いただす如月

声をきくと泣き出しそうになる遥に片方の耳から

「ごめんなさい。先生、私はもう忘れて」

と東堂が囁く


これを言えというこのなのだろう


遥は意を決して


「ごめんなさい。先生…私は…もう、忘れて…」



今にも泣き出しそうな声で如月に伝える

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