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甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第4章 Sugar4


「挿れたい・・・。」


「うん・・・きて、流司さん。」


上目遣い、やばいって・・・。


耐え切れなくなって、彼女の首に噛み付いた。


「んっ・・・!」


「また、俺のだから。」


キスマークだけじゃ、足りない。


きつく噛み付いたところには、俺の歯型がくっきりと残ってる。


「あ、わりぃ・・・強過ぎたよな・・・ごめん。」


目尻に溜まる涙を見て、また泣かせてしまったと気付いた。


俺っていつも、お前のこと泣かせてばかりだな。


そっと涙を舐めとった。


「挿れるよ?」


「うん。流司さんが欲しくてたまらない・・・。」


だから、それ、反則。


彼女の膝裏に手を滑り込ませて、大きく開かせた。


「や・・・恥ずかしい・・・。」


彼女の言葉を聞きながら、まんこを見て思った。


やべ、挿るかな・・・。


初めてちゃんと見た彼女の入り口は、すげーちっさかった。


処女ってこんなもんなの?

目で見て、ちっさいってわかる程なの?


「あ、ダメだ。」


「どうしたの?」


「ゴムない・・・。」


肝心なことを忘れてた。

彼女を抱けないとわかった時、全部捨てたんだった。


「その・・・それ、ないとやっぱりダメなの?」


「んー、外に出せばいいと思うけど・・・保証は出来ない。」


「赤ちゃん出来たら、いや?」


なんで、そんなこと聞くの。


嫌とかじゃないけどさ、今はまだ、そういう勇気はないかな・・・。


「あぁ・・・ここまでやってあれなんだけど、また今度にしない?今度はちゃんと用意しとくから。」


「外に出せば大丈夫なんでしょ?」


「俺、結婚するまで、生でしないって決めてるから。」


まだ、俺は一家の大黒柱やるような、力持ってないからさ。

それに、今出来たら辛いのは、俺より、心羽の方だ。


「今まで一度もしたことないの?」


「生で?うん。」


「じゃあ・・・その初めて、いつか私にちょうだい。」


は、何言ってんの、こいつ。
つうか、それ、普通俺が言うことだっつうの。


「ムカつく。バカ!アホ!マヌケ!」


「・・・え?」


「お前なんかもう知らねっ!一生お前なんかに初めてなんてやんねぇ!」


「え、流司さん?」


嬉しいはずなのに、なんかヤだから、ガキみてぇに拗ねた。




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