第7章 経過報告

松「…。また太っても知りませんよ～」
美羽「ッ！ｺﾞﾌｯ！ｹﾎｯ」
櫻「あ～あ～あ～…。大丈夫ですか？」
美羽「だ…じゃ…ないっ！ｹﾌｯ」

『大丈夫じゃない！』？(笑)

てか、“また”って言った？マツジュン。

松「ああ…。先輩の休暇中、よっぽど淋しかったんでしょうね。えっらい食欲旺盛で。日に日に肥えてスゴかったんすよ」
櫻「へえ～…」
美羽「ちょっと松本！あんた余計なこと言わないでっ！」
松「え。自分、本当のことしか言ってないです」
美羽「それが余計だって言ってんのっ！」
松「誰のおかげで元の体型に戻れたんでしたっけねぇ…」
美羽「うっ…。でも、元はと言えばあなたが！珍しい料理たくさん作ったりするから！！」
松「『また食べたい！作って♪』って言ってたの、どこのどなた様でしたっけねぇ？」
美羽「～～～もう！あなたは黙ってて！私が食べ終わるまでひとことも喋っちゃダメだからねっ！？」

松本、無言の微笑みで口にジーッとチャック。

櫻「…」

なぁんだ。結構うまくやってたんじゃない？この2人。若干美羽の方がマツジュンに踊らされてた節があるが（笑）。