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【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~

第7章 経過報告



美羽「じゃあ、コレが落ちてたのね?」


急いで帰ってきたお嬢様に、本日の捜査状況をご報告。

櫻「ええ。現場のすぐ下に。いつからあったものかもわからないのですが…」

毎日部屋は掃除されている。が、かなり小さい破片だから、絨毯に埋もれていて残っていたのかもしれないし、或いは今日捜査した際どこかから落ちたのかもしれない。

松「よく踏まなかったですねぇ?…あ!『お嬢様の目は節穴――』」
美羽「(無視)で、コレ何なの?」
松「…(シカトかよ)」
櫻「それが我々もまだ…。害があるものではなさそうなんですが」
美羽「フーン…。ま、いいわ。明日大学に持っていって調べてみる」
櫻「お願いします」
美羽「それよりお腹がすいたわ。急いでやること全部終わらせてきたから、お昼もろくに食べてないの。続きは食べながら聞くわね」
櫻「かしこまりました。では少し早いですが…ディナーにいたしましょう」
美羽「大盛りでお願いね!」

指示通り大盛りのデラックスディナーをモリモリ頬張るお嬢様。うーん…豪快(笑)。

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