• テキストサイズ

【暗殺教室】コロクエスト〜女神の娘編〜

第7章 〜この気持ちの意味は?〜


『さて、皆さん、今日はこの古い洋館、通称ゴーレム屋敷を探索してみましょう!』

『こんな洋館。俺1人でも充分クリアできるんぢゃねぇ?』

カルマの頭にタライが降る。

何か来る…。

その時、ナメ腐るゴーレム達に囲まれた!皆んなは、ナメまくられて身動きが取れない!


私とカルマ、コロ先生だけが避ける。

私は、炎の魔法を唱え、カルマは魔法剣士さながらの動きでゴーレム達をなぎ倒す。

身動きが取れるようになり、皆んなも次々とゴーレムをやっつけ歓声を上げる中、

『コロテンテー、大シュキ…』とハグする私に、ピンク色になる先生。

『ニュヤ〜。まぁさんのバグは、少しやっかいですが、良いですねぇ。』

カルマが、ヒョイっと私を引き離し、『甘えるなら、俺にしてよね!まぁちゃん!』と引き寄せる。

ボンッ!

バグが解けて、前を見るとカルマに密着している私は、ぅわ〜!と赤面して、カルマから離れる。


『あ〜あ、解けちゃったか。』
とイタズラっぽく笑うカルマ。

『なぁ、薄々気になってたんだけど、カルマってまぁちゃんのこと、好きなのかぁ?』


『ん〜?ま、確かにまぁに対しての独占欲は人一倍強いよね!』

『ただ…。当の本人のまぁちゃんは、どう思ってるのかねぇ?』

『あぁ…。確かに。初めて会った時は、あんなにカルマに突っかかってたのに、今じゃ完全にバグをおもちゃにされて、手の平で思いどおりに転がされてるしね…』

『こりゃ、まぁちゃん次第ってわけだ!』


そんな会話も知らず、私たちはコロ先生の攻略ブックもあり、順調にレベルを上げていく。


/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp