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今宵、あなたの心を頂戴しに参ります

第1章 女が笑う街の角


「君はこの話を聞いたことがあるかな。


かのモーリス・ルブランが描いたある一人の男の話を。
そしてその物語の幕が閉じた後に一人の男が遺したとある宝の話を。

聞いたことがないかい?
そう、怪盗紳士という名前を作り上げたアルセーヌ・ルパンの話しさ。

おや、その後の話は知らないのか


なら私が教えてあげよう、なんせ私は


1字1句暗記してしまう程、聞かされたからね。」

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