第7章 トップアイドルが合コンに行くお話
和也「お疲れ様。」
雅紀「珍しいね。和が外に出てるなんて。」
和也「友達に誘われてさ。」
上がってリビングに行きラグの上座ると彼が後ろから抱きついてきた。
雅紀「友達って、朝電話してた?」
和也「まあね。」
雅紀「ずるい〜。」
和也「あのね、正直に言うけど良くなかったよ。だって合コンだもん。」
雅紀「えっ!合コン⁉︎ なんで〜⁉︎ 俺じゃあ不満なの?」
和也「そうじゃなくて。」
彼の方を向き直して、
和也「友達に誘われて仕方なく行っただけ。あっ、でもね。写真売られるからもちろん事務所に言うけどね。」
雅紀「あ〜。そういう人が居たってことなんだ。」
すると彼がまた後ろから抱きしめる形をとって、
雅紀「心配したよ…」
彼が耳元で優しく囁くからくすぐったい…
雅紀「もう行かないでね?」
和也「行かないから…あっ…こらっ…」
耳たぶを優しく噛まれて体勢が崩れる。
和也「ん…っ…もう…だめだってば…」
雅紀「やだ、離さない。」
そのまま彼に食べられたのは言うまでもない。
人生初の合コン。
まあ、俺には彼がいるからもう合コンなんて行く必要はないな…
〜END〜