第7章 一方通行からの進展…?
ー次の日ー
「羅夢音っち~!今日は俺と一緒に帰ろーよ!!」
今日から不二を羅夢音っちに近付かせないぞ…。
「あ、菊丸先輩…。えと…私は、不二先輩と帰る約束してるんですけど…。」
羅夢音は申し訳なさそうに言った。
(なにぃぃぃぃぃ!?羅夢音っちと不二、一緒に帰る約束してたの?ウソだろ…?そ、それならこっちにだって作戦がある!)
「ふ、不二はさっき先生に呼ばれてたよ!羅夢音っちに先に帰っててって。だから、俺一緒に帰ろっかなって思ったんだ~!!」
「そうだったんですか?わざわざありがとうございます!じゃあ一緒に帰りましょ?あ、リョーマくんも呼んできますね♪」
羅夢音は笑顔で教室へリョーマを呼びに戻った。
菊丸は一瞬笑顔がひきつった。
(え……オチビもいるのかよ…不二とは二人なんじゃないの…?理不尽だなぁ…あの笑顔には勝てないけどな…)
少ししてリョーマと羅夢音が出てきた。
「お待たせしました!」
「…ウィーッス…。」
「う、うん!じゃあ帰ろっか!!」
トホホ…(;´д`)羅夢音と二人で帰る計画がぁ…