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此処にある音色

第10章 いつかの約束


ボーッとしながらタバコを吸っているの元に走ってきた藍

『?なんだよ…』

藍「なんでいきなり離れたの?」

『少し1人になりたくなったんだよ』

藍「嘘」

明らかに脈も早いし、動揺してるでしょ?と藍の言葉に小さく舌打ちをする

『んでもねーよ』

藍「なんでもないことないでしょ?」

黙り込んだに藍は顔を覗き込む

『くっ…ははは!なんだよ?心配か?』

柄じゃないと笑い転げる

藍「なっ!?人がせっかく…!」

『あはは!悪ぃ悪ぃ』

赤い目は藍を捕らえて離さない
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