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Unlimited【ダンまち】

第90章 未来への展望





「主犯格の癌」は全てを…『原初の始祖神』は己だけを……

「主犯格の癌」は己の為だけに…『原初の始祖神』は全ての為に』

ふっ←左目から光が消え、元に戻る


ケイト「『消えて欲しくない』という願いが…『守り』を生んだ
『創世神の親』も…ずっと願っていた…‥

だから…『継続させる為の媒介』となって……

『原初の始祖神』という『役割』の形となって…遺った


一瞬という間も休息は与えられず
ただただ削られ続ける

酷使し続ける外無い


1兆5000億年とは…『剪定』の寿命なのかもしれない
再生が出来る限度というか…

たとえ人から教わっても…
記憶として定着はされない
自我も…どう変わったのかさえも……


それが…………

私にしか出来ない役割だから……」微笑←苦しそうに笑う


今にも泣き崩れ出しそうな空気を醸し出しながら……

笑った


心配しないで、と、…ただ……それだけの為に



決意をはらんだ目で



ケイト「癌は…利用し続けるだけで一向に返さない

そして―全てに、「自らに都合よく捉えて動かさせるように」…「癌化」という願いを及ぼすようになった
主犯格の癌が意図せず、気付けず、自覚も出来ず、認識も出来ないのは…そこにある

「主犯格の癌」にも、「自らに都合よく捉え、動かさせる」…そういった「癌化の呪い」が、掛かってしまっているのだから――



………
「あいつ」は…自分に惚れた人の恋心を利用し、人を殺めさせ、
その責を、罪を、罰を、たったひとりだけで背負わせ、その上で笑った

笑って…何も返さず、いつまでもいつまでもその恋心を利用し、寄生し、搾取を繰り返し続けた

そして――それを善だと扱った
その歪める行為すらをも…そう扱う醜悪な行為を―――ゴミのように扱い、見捨て、助けようともしない…助けてくれた人達に寄り添わず、助けず、笑って何事も無かったかのように、大事に想ってますよアピールをして、寄生し続ける為だけに優しく表面上だけ接し続ける悪質な詐欺師を

その部分を問題視せず…いつまでも、いつまでも…笑って
悪事を悪事とも思わず、繰り返し続ける…

それが…――「癌一同」の罪だ



たとえ…それが操られてのものであったとしても……

罪は罪だ
それは決して…変わることは無いんだよ……」ぎゅっ!←悔しそうに俯き、拳を強く握り締める


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