第90章 未来への展望
ケイト「なんの…ために――っ」
涙が止まらない中…
そっと肩に手を添えた
優しく撫でて、その時は止めると伝えた
何度でも伝えてくれた…君の愛に、応える為に……――
フィン「今度は僕達に返させてくれ…恩には恩で、愛には愛で…
だろ?」片目瞑り微笑
そう言うと
震えたまま歯噛みし
口元を震えさせたままくしゃりと表情を歪め、堪えるように顔を顰めから
瞑目し、両目からわんわんと涙を流し、そのまま腰に飛び付いて落下した
ケイト「うわあああああああああああああああああああああああああ;;;;;;;;;;;
零距離に居てええええええええ;;;;;;;;」
フィン「済まないがそれは無理だ;限度がある;
ケイト「ヤダああああああああ;
私魂だけになるうううう;;;側に居る抱き締める一体化する混じって溶けて消えて行くうううううう;;;」
『やめんか!;』『落ち着け;』
鼻水まで垂れてぼろっぼろに泣き崩れてしゃっくりを止め処なく上げ続ける始末だった……
うん…
フィン「よしよし」愛おしむ目で微笑み頭を撫でる
よっぽど切羽詰まっていたんだろうね…
思い詰めていたのが明白なぐらいボロボロだった
ケイト「ひっ、ひっ、ひぅっ
ひっ、ぇっ
っ
ぅぅぅぅぅぅぅぅぇええええええええええええええええ」
腰に顔を埋めてこられる中
ケイト「ちゃんと洗濯するごめんね゛えええええええええええええええ;;;」
フィン「そんな謝らなくていいんだが
ケイト「やだああああああああ;;
親しき仲にも礼儀あり
フィン「落ち着いてくれ
ケイト「やだああああああああああああ;;;;;」
フィン「誰か止め
ケイト「無理いいいいいイイイ
フィン「落ち着いt
ケイト「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ;;;;;;;;」涙と鼻水でぐっちゃんぐっちゃん
ダメだこりゃ;
リヴェリア「泣かせてやれ
溜まっていたんだろう不安も」
フィン「ンー…
そう言いたいのは吝かなんだけどね」ちらっ←ティオナを見る
ティオナ(私の日なのにー!!)むすーっ!←頬膨らませる
アイズ(落ち着いて;)おろおろ←宥める
リヴェリア「はあっ;
気にするな、今は発散させる方が大事だ
後で私からも言っておく」
フィン「あ、ああ;頼むよ^^;穏便にね?」
