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おかえり〜I'm home〜(R18)

第33章 Lovers memory②





ーーー・・・


気にしないようにしてたのに・・・


「あ、りお。今日俺、チームのみんなと呑んでくるから。ご飯いいや」

・・・また?

「ん、分かった。また何かあったら連絡して?」

「はーい。じゃあ、行ってきます」


そう言って外出する及川さん。
最近よく見る光景だ。

チームの飲み会、
会社の人とご飯、
岩ちゃん家に行ってくる・・・って

理由をきちんと行ってくれるから良いんだけど・・・
帰ってきても、なんだか変。

いつもの及川さんなら、寝てる私の布団に忍び込んでちょっかいかけてきたり、次の日は私不足だった〜って甘えてくるのに・・・それが無い。

それに、最近は家でご飯食べててもすぐに自分の部屋に行っちゃうし。

なんだか、最近の及川さんは、淡白だ・・・。

でも、会えば普通に話すし笑うし・・・怒ってる様子じゃないのはわかる。だからこそ私はどうすればいいか、ちょっと困ってる・・・

今まで散々ひっつき虫のようにしてきたのに・・・
最近はえっちどころか、キスも、ぎゅっと抱きしめてくれることも無くなった・・・


いつもの及川さんなのに・・・
まるで恋人になる前の及川さんみたい・・・

触るのも禁止って言ったのは私の方なのに・・・
いつもの温もりがないと・・・こんなに寂しいんだ。

そう感じはじめたのは、私が触るのを禁止して・・・
ちょうど一週間経った頃ーーー・・・





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