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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第5章 激情




「な、なんでこんなことするの?」

ローがブラウスのボタンを外していると、ナツからそんな声が上がった。

ローは一瞬考える素振りを見せたが、ボタンを外し終わった彼女の服をはだけさせる。

その白い肌に、無意識に彼の喉が鳴った。


「さぁな。俺と話すつもりはねぇんだろ。自分で考えろ」


ブラのホックを外しながらローは素っ気なく言い放つ。

ロー本人にも、ここまで彼女に執着する理由が分からない。
だからこそ、話し合ってみようと思っていたのに。


「……っ」


繋がれているためか中途半端にしか脱がされない衣服に、ナツは羞恥心から顔をそむけた。

痛い程注がれる彼からの視線。

身体に這わされていた手が、服の隙間から覗かせていた薄紅色の頂を掠めた。


「…っ」


ナツは瞳を閉じてその刺激に耐える。

そこまで強い刺激ではないが、焦らすようなその動きは耐えていてもその息を漏れ出させた。



そんなナツの姿を暫く視界で楽しんでいたローであったが、
次第に這わせていた手を下の方へと下げていく。

太もも辺りまで降りたその手は、ストッキングに指を掛け、いとも簡単にそれを破り去った。

衣服が切れるその音はナツの身体をビクリと強張らせる。


「へぇ。期待させてたみてぇで悪ぃな」


下着の上から這わせたローの指に感じる濡れた感触。

触れられる側からしても、下着の上を滑るその感覚と、疼く体が
ローの言葉が事実であることを物語っている。

ナツはカァッと顔を赤らめると唇を噛みしめた。

一体どういうわけだが、この体は彼の与える刺激に反応しているらしい。
無理矢理されても感じるような身体なのか。嘘だろ。

自分の意志に背き、体は勝手に覚え込まされた刺激を再び彼に求めているらしい。

身動きも取れなければ勝手にローから与えられる快感を期待するこの身体。

手に負えねぇ。

ナツの思考は考えることを諦めた。


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