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Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】

第5章 激情



ローは一瞬動きを止めて、何かを考える素振りを見せた後、ポケットに手を突っ込み携帯を取り出す。

ディスプレイに表示された名前に、彼の口元は吊り上がった。


「何だ」

「……ッッ!」


ローは肩に挟んだ携帯で通話を続けながら、器用にストッキングごと下着を膝まで引きずり下ろす。
膝がそれで括られるような体勢になったせいで、先ほどまで以上に自由の利かなくなったナツの秘部に指を潜り込ませた。

ナツは信じられないというような表情で唇を噛みしめる。


『あー、ごめんごめん。今朝のミーティングの件で確認なんだけど…』


電話口から微かに聞こえてくる声。
それに交じって聞こえる、ぐちゃぐちゃとした卑猥な音。

前回でナツが感じる場所を見つけたローは、その場所を探り当てると執拗に攻め続けた。


「今発議書を確認していた。牽引器の納品は来週末じゃねェか?」

『マジか、それならなんとか間に合うか』


容赦なくかき混ぜられるその動きに、ナツの身体が面白いように跳ねる。

そんな彼女の姿を視界に収めながら、ローは声を押し殺して笑った。


『新しいの納品されたら今のってどうすんの?また関連医療機関に寄付する感じで良い?』


ナツが必死に声を抑えてる間も、普通に繰り広げられる会話。

どこの誰ともしれない電話の相手に、声など聞かれてしまってはならない。
只でさえわざと音を立てるように中を抉る指が発するこの音が、聞こえてしまっているのではという羞恥心。
それは返ってその指から与えられる刺激をナツに敏感に感じ取らせているようにすら思えた。

一体どういう神経をしてるんだこいつは。

ナツが痛い程唇を噛みしめてローを睨みつけていると、突如指が引き抜かれた。


「ちょっと待ってろ」


それは一体どちらに言ったものなのだろうか。

ローがサイドテーブルの中から取り出したものにナツは目を見張った。



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