第2章 決断
その後、無神兄弟は教室から居なくなっていた
おそらく、ユイの気持ちが変わってないか様子を見に来たんだろう
ユイはその後アヤトに気を失うまで血を吸われた
目を覚ますと家に居てベランダでいろんな事を考えた....
お父さんの事....
突然現われた無神兄弟の事....
逆巻兄弟の事....
私の将来の事....
ユイ「はぁ....私....どうなっちゃうんだろう....」
ふと、呟くと....
?「辛いか?今の生活が」
突然の声!
声のした方を見る
ユイ「る、ルキくん? 」
そこにはルキが立っていた....
ル「無用心な奴らだ。俺達が現われたとゆうのに....家畜の監視もしないとは....」
ユイ「何で....此処に....」
ル「お前....このままで良いのか?餌のように扱われ、逆巻の奴らが飽きたら捨てられる」
ユイ「けど、それは貴方達だって同じでしょ?」
ル「あいつらと同じにされるのは心外だな。確かに俺達もお前の血に興味が無いと言えば嘘になる。だが、俺達には目的がある。あの方からの大切な指名がな」
ユイ(また、あの方?それに目的って....)
ル「....その目的にはお前が必要なんだ。」
ル「少しでも日常を変えたいと思うのならこの手を取れ。イブ」
私は今の日常には耐えられない....ならば、この手を取り少しでも希望のある彼らに着いていこうか....
ユイは手を伸ばす