• テキストサイズ

不完全な『アダムとイブ』

第2章 決断


その後、無神兄弟は教室から居なくなっていた

おそらく、ユイの気持ちが変わってないか様子を見に来たんだろう

ユイはその後アヤトに気を失うまで血を吸われた

目を覚ますと家に居てベランダでいろんな事を考えた....

お父さんの事....

突然現われた無神兄弟の事....

逆巻兄弟の事....

私の将来の事....

ユイ「はぁ....私....どうなっちゃうんだろう....」

ふと、呟くと....

?「辛いか?今の生活が」

突然の声!
声のした方を見る
ユイ「る、ルキくん? 」

そこにはルキが立っていた....

ル「無用心な奴らだ。俺達が現われたとゆうのに....家畜の監視もしないとは....」

ユイ「何で....此処に....」

ル「お前....このままで良いのか?餌のように扱われ、逆巻の奴らが飽きたら捨てられる」

ユイ「けど、それは貴方達だって同じでしょ?」

ル「あいつらと同じにされるのは心外だな。確かに俺達もお前の血に興味が無いと言えば嘘になる。だが、俺達には目的がある。あの方からの大切な指名がな」

ユイ(また、あの方?それに目的って....)

ル「....その目的にはお前が必要なんだ。」

ル「少しでも日常を変えたいと思うのならこの手を取れ。イブ」

私は今の日常には耐えられない....ならば、この手を取り少しでも希望のある彼らに着いていこうか....

ユイは手を伸ばす



/ 241ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp