第2章 今日から始まる♪
『今日から働かさせていただきます、結城麗儸 16歳です!』
ここは北海道某所にあるファミリーレストラン ワグナリア
住んでいるマンションから近いということもあって、今日から働くことになりました。
杏「私は店長の白藤杏子だ。 私は仕事をしないから、仕事のことは世話係の小鳥遊にでもきいてくれ」
《仕事をしない?》
『は、はい わかりました。 ところで、その小鳥遊さんは?』
きょろきょろと辺りを見回しても誰もいない・・・
杏「あ、そういえば今日は休みだったっけ 忘れてた」
わ、忘れてたのですか!?
そうして杏子さんはしばらく考えて、ぽんっ! と手をうち
杏「お前のひとつ上に種島ぽぷらという奴がいるから、今日はそいつから教えてもらえ」
と、言った。
杏子さんは、種島はとても働き者でしっかりとした奴だと説明した後
杏「んじゃ、フロアにいるだろうから、あいさつでもしてこい」
と言って向こうへ行ってしまった。
『す、すごい店長だったな・・・ まあ、とりあえず種島さんに会ってこよう♪』
私はそう言いながらフロアの方へ向かった。
その様子を見ている人がいるとも知らずに・・・