第7章 仲直り…?
相「やあ、こんにちは麗儸ちゃん★」
…来た‼ 5ゾクッ‼
相馬さんは私が悩んでる事、知らないからな…
相「麗儸ちゃんが山田さんの事で悩んでるって事は知ってるけど…?」
また心読まれた⁉
相馬さんは毎回私の考えている事を言い当てるから、凄いとは思うけど…少し怖い気もする…
麗儸『知っているなら、どうすれば良いのかをさりげなくアドバイスするとかしてくださいよぉ…』
相「いや〜、山田さんは単純だからね★そうだな…山田さんに利益があるような事をしてみたら?」
利益があるような事…?
麗儸『例えばどんな事ですか?』
相「それは自分でかんがえなきゃ★」
7ゾクッ‼ よくこんなに黒く輝けるものだ…
麗儸『わかりました…もう仕事が始まるので、掃除をしながら考えてきます。』
お給料を貰ってるんだから、サボるわけにはいかないし…
掃除をしていると、山田さんが食器のお皿を持ってこっちへ歩いてきた。
麗儸《山田さんにぶつかって食器を割らないように、隅によけておこう》
山田さんはお皿に集中してて危ないので、私は道を譲る事にした。
もう少しで通り過ぎる…という所で山田さんは、すてーん‼と転んだ。もちろん手に持っていたお皿も、がしゃーん‼と音を立てた。
麗儸《どうしよう…山田さんが転んでしまった‼》
ふと足元を見ると、私が壁に立てておいたほうきが地面に転がっている…しかも、山田さんの足の近くに…
麗儸《…ということは、山田さんはこのほうきにつまづいて転んだって事⁉それなら、私が悪いんじゃ…》
山田さんに謝ろうとした時、「山田ー‼」と小鳥遊さんが来て、山田さんに説教をし始めた
早く言わないと‼