第3章 キミが思ってるより、、(月島)
「月島は何してんの?」
話題を切り替えようとしたのか、日向が僕に言う。
いやまあ何って彼女と待ち合わせだけど。
それ言うとまた騒がれそうだし面倒だ。
「何って。人と待ち合わせに決まってるデショ」
「人って山口?」
「違うけど。僕と山口を常にセットにするのやめてもらっていい?」
「なんだお前山口以外に友達いたのかよ」
「さすがに失礼過ぎる発言だからねチビ。キミたちこそわざわざ休みの日までつるんで何してるのさ」
「何っておれがサポーター新しくしたいから影山連れて近くのスポーツ館行こってなって成り行きで。な、影山」
「あ?何が成り行きだ日向ボケ!お前がロードワーク中の俺を無理矢理引っ張って来るからこういうことになんだろ!せめて事前に連絡くらい入れろ!」
ああ、なるほど。
どう考えても仲良しこよしってわけじゃない二人が何故一緒に居るかってまた日向の強制スキンシップのせいか。
「なるほどね。だから影山、休みの日までそんなダサいTシャツ着てるんだ」
ちょっと半笑いみたいになったけど別にバカにしてるとかじゃなくて心底ダサイなって思って遠い目で口を滑らせた。
「セッター犬」ってなんなんだ。
赤葦さんもそんなTシャツ着てたな。なんなの影山赤葦さんリスペクトなの?