第6章 Chapter6
ガタンと電車が止まる、何が起きたの?
周りの人は屈んでるし。
アーデンなら何か知ってるかな。
アリス「何があったの?」
アーデン「俺にもわからない、アリス鏡貸して」
鏡を渡す。
こんな時に何をするつもりなのだろうか?
目を白黒させてるアーデン。
アーデン「嘘でしょ、俺・・・」
何も顔についてない。
アリス「どうしたの?」
アーデン「俺・・・アーデンになってる」
訳がわからないこと言い出してるし。
アリス「意味不明な事言わないでよ」
アーデン「いや、俺プロンプトだよアリス」
先程プロンプトの姿をして、アーデンが化けていた。
つまり私の目の前に今いるのはプロンプトってこと?
アリス「プロンプトなの?」
プロンプト「そうだよ、アリス」
立ち上がるプロンプトに続いて私も立ち上がる。
プロンプト「俺このままアーデンの姿だったらどうしよう」
アリス「そんなことあるわけないじゃん」
プロンプト「だよね」
電車がまた走り出す。
突然走り出すプロンプトについて私も走る。
電車の間に来ると、電車の上に登るとプロンプトの姿のアーデンがいたプロンプトはアーデンの前に立つと、ノクトがプロンプトに向かって攻撃しようとする。
アーデンの姿をしたプロンプトは、列車から落ちてしまいそうになる時にプロンプトの姿に戻る。
アーデンは元の姿に戻ると言う。
アーデン「いつからだったと思う?」
私の元へと来るアーデンは手首を掴んで共に消える。
消えてワープをしてきた先は、何処かの建物の中。
アリス「ここどこ?」
周りを見渡すとモニター室で、監視カメラで部屋の様子がいくつもある。
アーデン「ここは魔導兵を作るところ」
魔導兵をここで作ってるの?
モニターを見ると、魔導兵が大量にいた。
どんどんと作られている。
確かにここで作られているようだ。
すると一箇所のモニターの一室にプロンプトがいる。
アリス「プロンプト!」
アーデン「ここで呼びかけても聞こえないよ、このマイクで喋らない限りね」
アーデンは部屋から出て行く。
プロンプトの部屋に入るアーデンは何か喋ってる。
このモニターでは、声までは聞き取れない。