第2章 第二章
翌日、仕事終わりにbarに顔を出す
座るのはいつもの場所
マスター「あ、お疲れ様」
『お疲れ様です。昨日は、すみませんでした』
マスター「気にしない。そういったお客さんもいるから」
『ありがとうございます。いつもの下さい』
マスター「はい。今日は、俺からサービス」
『え?』
マスター「昨日は、アイツにやられたから俺もええとこ見せとこかなって」
『ありがとうございます。頂きます』
あたしのいつもと同じが
また始まった
いつもと同じ席
いつもと同じ飲み物
いつもと同じあたし
当分、恋とか愛だとか
言えそうにないな
気付いたら
誕生日過ぎてたことに
気づいた
25になった
もうええ大人
ちゃんと大人になろう…