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sweet

第4章 第4章






準備期間の3ヶ月は、あっという間に終わりを迎えようとしてた




あたしは、唯一の親友にすばるくんのことを話した



そこで友達に言われた一言が胸に刺さった




「あんは、ほんまにその人のこと好きなん?」



一瞬、「え?」と意味がわからんかったから「好き」とだけ返した




一人家に帰って思ったのは・・・




ロスでの生活のこと





すばるくんのことは、大好きで

一緒に居たい




でも、あたしが想像した生活は


今のような生活ではなく、すばるくんが一生懸命頑張っている姿





あたしは、すばるくんの家に向かった






時計の針は、もうすぐ夜12時になろうとしていた





インターホンを押すと、びっくりした表情ですばるくんは出て来た





すばる「え?どないしたん?」


あたしは、すばるくんの顔を見て

一瞬気持ちが揺らいでしまった



だから、すばるくんの胸に飛び込んだ



すばるくんにしがみつき必死であたしの気持ちを伝えた




『ロスには、行かれへん・・・』


すばる「おん・・・」


『すばるくんのことが、めっちゃ好きで好きでたまらん。やから、一緒には行かれへん・・・』



あたしは、気付いたら涙を流しながらすばるくんに気持ちを伝えてた





すばる「わかった。とりあえず、中入れよ」


『ごめん・・・』


すばる「なんで謝んねん。」



部屋に入るのに、すばるくんが背を向けた後


「ありがとうな」


すばるくんは、そう呟いてた




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