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12色のアイ

第19章 さようならを無かったことに


楽side

俺の下で乱れる彼女はどんな女優よりも魅力的だ。
男を全く知らなかった彼女が俺でドロドロになっていると考えるだけで腰にクる。
「ぅ、あっ、がくさ、がくさんっ」
「かわいいな…気持ちいいか?」
「あ、んっ!き、もちい…うぅん!」
散々焦らしたおかげか、彼女が素直だ。
必死にシーツを握りしめている様がかわいい。
こうも可愛いとめちゃくちゃにしたくなるのが男の性だ。
乳首が赤く腫れた胸を鷲掴み、先端に触れないように揉む。
痛そうな程に立った乳首を揉みながら刺激してやると、中が唸って絡みついてくる。
込み上がる射精感をぐっと抑え、中を抉る。
「くぁっ…はっ、お前の中…俺が好きって吸い付いてくるな…」
彼女の腰を上げさせ、両脚を頭の方へ持っていく。
「ははっ…全部、見えるな…」
ギリギリまで腰を引くとコポリと愛液が溢れた。
彼女が顔を真っ赤にしながら「見ないで」などと言っているが、止めるつもりはさらさらない。
「楽さっ、やめ、これ、恥ずかし…!」
「その割には溢れてくるぞ、お前の蜜が」
「だっ、だって、楽さんがかっこよくて…」
こいつには男を煽るとどうなるのか教えた方がいいのかも知れない。
一気に奥まで届くように俺のを挿れ、激しく腰を動かす。
「あ゛ぁ、らめっ、くしざしにしちゃやぁっ…!!」
「ったく、上の口は嘘つきだなぁ…くっ…下はこんなに素直なのに」
「ひうっ、あ、ごめんなさ、ああんっ!」
「ははっ、ぐちゃくちゃだ。中も唸って…はぁ、気持ちいいなぁ」
「あ、あっ、おっきくしちゃ、やらぁ…!」
百合の顔が、声が、中が、全身が俺を好きだと訴えてくる。
思わず笑ってしまう。
こんなに俺の事が好きなのによく離れようとしたな。
百合の顎を掴み、顔を近づけ視線を合わせる。
「いいか、お前はもう俺の物だ。瞳は俺だけを写せ。耳は俺の声だけを聴け。唇は俺の唇だけを感じろ。手は俺の指だけを絡め取れ。中は俺だけを迎え入れろ」
彼女の瞳がくらくらと揺れる。吐息が荒くなる。
「悪いな。もう、俺なしじゃ生きていけないな」
「ぁ、ぁ…」
耳元に口を近づけ囁く。
「愛してる」
途端に中が締まり、我慢できずに射精する。
俺の声だけでイき、息も絶え絶えになっている彼女の胎に手を置く。
「心だけじゃなく、ここも埋めてやるからな」
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